名刺交換は、仕事の基本中の基本です。名刺には、持ち主の大切な情報が記載されているため、「持ち主の分身」として丁寧に扱わなければなりません。 また、自分の顔を覚えてもらうための大切なツールです。
失礼のないように正しい名刺の渡し方・受け取り方をマスターしましょう。
名刺交換の基本4ステップ
■ ステップ1:名刺を準備する
あらかじめ名刺入れを手元に用意しておき、すぐに名刺を取り出せるようにしておきましょう。目下あるいは訪問者の方から相手に近づき、先に名刺を出します。
■ ステップ2:名刺を渡す
名刺を片手で持ち、もう片方を添えながら、相手に正面を向けて差し出します。このとき社名・部署名・フルネームを次のように名乗ります。「○△商事 第2営業部 美月あきこと申します」。この時、相手が差し出した名刺の高さよりも低い位置で差し出すことで、謙虚さを表すことができます。
■ ステップ3:名刺を受け取る
また、お互いに同時に名刺を差し出している場合は、お互い右手で差出し、左手で受け取ります。受け取ったら、すぐに右手を添えるようにします。相手の名刺を受け取ったら、「頂戴いたします。よろしくお願いいたします」と答えます。 このときに、「珍しいお名前ですね。何とお読みすればよろしいでしょうか」「素敵なお名前ですね」など一言添えると、緊張した空気も和らぐでしょう。ただし、こうして会話を交わす時も、基本的に名刺は胸より上の高さでキープしてください。
■ステップ4:受け取った名刺の処理
受け取った名刺は、すぐに名刺入れにしまわないようにしましょう。立っている間は名刺入れの上に持ち、テーブルがある応接室などの場合は、椅子に座ったタイミングでテーブルの上に名刺入れ、名刺の順に重ねて置きます。 名刺をしまうタイミングは、その場の雰囲気によって判断します。基本は「相手の名前を覚えるまで」ですが、現場ではテーブルに置いた名刺を名刺入れにしまう動作は、打ち合わせや商談がそろそろ終わるという合図になります。名刺をしまうタイミングは、相手や周りの人に合わせておけば間違いないでしょう。 相手が何名かいて、すぐには全員の名前を覚えられないときは、机の上に、相手が座っている順番に並べると顔と名前が一致して覚えやすくなります。
※ 名刺交換の「やってはいけない!」NG例
こんな名刺交換のタブーをうっかりやってしまっていませんか? 注意してくださいね。
・ 受け取る時、相手の会社のロゴの上に指を置く
・ポケットやお財布に直接名刺を入れ、そこから取り出す
・よれよれの名刺、折れ曲がっている名刺、汚れている名刺を渡す
・先方から出された名刺を片手で受け取る
・先方から受け取った名刺を話しながら手でもて遊ぶ
・先方から受け取った名刺の裏をメモ代わりに使う
・受け取った名刺を机の上に忘れて帰る
・名刺をテーブル越しに渡す
挨拶はビジネスマナーの基本であり、大切な仕事です。そして、名刺交換と自己紹介は、あなたをプレゼンテーションする貴重な機会です。挨拶や自己紹介の印象が良いと、次から相手は好んで声をかけてくれます。 そんな挨拶がきっかけとなり、大きなビジネスチャンスをたぐり寄せることになるかもしれません。
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