銀行口座開設とおすすめ銀行

 日本は安全で犯罪率の低い国ですが、大金を持ち歩くのは危険です。来日の際、多くの外国人がある程度まとまったお金を持参しますが、現金を自宅に保管したり、持ち歩くのではなく、日本の銀行を活用すると良いでしょう。  

 日本の銀行口座を開設しておけば、給料の受取はもちろん、家賃や、電話料金、水道料金、電気代などの支払は口座振替で済ませることができるので、大変便利です。 

 同じ銀行でも、店舗によって微妙に基準が異なるため、外国人が比較的に開設しやすい銀行やご自宅、学校、勤務先の近くの支店で申し込むと、銀行口座を開設できる可能性が上がります。



銀行口座を開設する際に必要な書類

・本人確認書類 

  → 有効期限内の在留カード、特別永住者証明書、健康保険証、パスポート、運転免許証など

・ 現住所を証明できる物

   → 住所記載のある在留カード・特別永住者証明書

    または携帯電話・水道・ガス・電気料金の領収書や請求書の原本(コピー不可)

 ・印鑑

 ・連絡可能な電話番号 

(※ 連絡可能な電話番号を持っていないと、口座が開設できない銀行もあります。) 



実店舗型の銀行とネット銀行の違い 

 ネット銀行とは、自社ATMやインターネット上での取引を中心とする銀行です。実店舗がなく、通帳も発行されないため、従来の実店舗型銀行と比較すると、人件費や店舗費用などを抑える事ができます。その分、各種手数料が安くなり、預金金利も実店舗型銀行と比較すると高く設定されています。また、残高確認、振込、振替といった一連の取引をすべてインターネット上で取引を行うため、インターネットへの接続環境さえあれば、時間と場所を問わず、どこでも利用できます。

 またネット銀行の場合、必要な書類をしっかり揃えれば、銀行に行かなくても、オンライン上で口座開設を申し込むことができるので、日本語でのコミュニケーションが苦手な外国人にも最適です。 三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行などの実店舗型の銀行もネットバンキングを提供していますが(※三菱UFJダイレクト、ゆうちょダイレクト)、専業のネット銀行と比較すると、手数料が高く、預金金利が低いため、利用するメリットに乏しいのが現実です。  


【ネット銀行のメリット】

 ・オンライン上で口座開設の申請ができる

 ・手数料を節約することができる

 ・預金金利がよい 

 ・24時間取引可能

 ・コンビニや銀行の提携ATMが利用できる



外国人におすすめの実店舗型の銀行とネット銀行

 従来の実店舗型銀行でも、ネット銀行でも、銀行により、サービス内容、利用可能なATMや手数料などが異なります。特に注意する必要があるのは、日本では、ATMで利用時間以外に口座からお金を引き出す場合、110円~220円の手数料(時間外手数料)がかかるケースがある点です。(※一部ネット銀行や実店舗型銀行では一定の回数、時間外手数料が無料になるケースもあります。)大きな金額ではありませんが、積み重なれば、決して馬鹿にはできません。



おすすめ銀行

・外国人が口座開設しやすい銀行の一つ。

・オンライン上で必要事項を入力し、口座開設に必要な書類を郵送すれば、口座開設できる可能性は高い。

・ネットバンキングも英語に対応しているので、日本語に自信がない外国人の方も利用しやすい。

・ 店舗数は少ないものの、日本全国のセブン銀行ATM、コンビニATMで引き出すことができるのも便利。コンビニATM入金手数料も残高照会も24時間無料。

・円だけではなく外貨預金にも強みがあり、高い預金金利と割安な手数料を実現。

・口座開設手続きはネットで全て完結するため、窓口での手続きも書類の郵送も一切必要ない。

・無料口座開設するタイミングで、Visaデビット付キャッシュカードが発行される。

・業界最安水準の手数料で海外へ送金することができる。

・手数料が安く、預金金利が高い。

・口座開設に携帯電話、メールアドレスが必要になる。

・引出手数料は月3回まで無料。

・本人名義の他行口座から、手数料無料で毎月一定額をauじぶん銀行口座に自動的に入金できるので、手間なく給料振込口座から預金を一つにまとめることができ、Wワークの外国人の方にとっても使いやすい。

・日本最大手の銀行で、信頼性も安定性もトップクラス。

・通帳とネット取引が同時に使えるので、使い勝手もよい。


・口座開設をする外国人にとって、最もハードルが低い銀行。

・ゆうちょダイレクトによるゆうちょ銀行口座間の振込手数料は月5回まで無料。



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