日本の就職活動の流れ

 日本の就活スケジュールは、3月に企業エントリーが始まり、6月から企業の選考が開始となります。ここではスケジュールから見る就職活動のポイントを紹介します。 また、 エントリー開始以降の選考期間が短期決戦のため、準備不足の学生は内定獲得が難しくなると予想されます。早めの準備を心がけましょう。


 上の表からわかるように、ES以降の選考期間が短期決戦のため、準備不足の学生は内定獲得が難しくなると予想されます。


 point1 漫然と時間を過ごさない 

 インターンシップや学業、課外活動を体験する時間が生まれることをどれだけ強みにできるかは鍵となるでしょう。 せっかくある時間を何もせず漫然と過ごしてしまうと、「時間を有効活用できない人」というマイナスな印象を人事担当者に持たれかねません。 毎年、就活本番が始まってから「部活・サークル、アルバイト、インターンシップ、どれも自分は何にもやってこなかったので、自己PRで語れることがない」と悩む学生が必ずいます。就活の自己PRのために何か活動をするというのは本末転倒ですが、せっかくある時間を何もせずに過ごすのはもったいないですよね。企業は「自分から行動できる人」を評価します。ぜひ自分から積極的にさまざまなことに取り組んでみましょう。


 point2 インターンシップはできるだけ体験しておいた方がいい

  海外と違い、日本のインターンシップは採用選考に直結するものはほとんどありませんが、インターンシップ経験の差はその後の就活に間違いなく影響するでしょう。漠然としたイメージや憧れだけで選考に臨んで来る学生と、インターンシップを経験し、具体的な業務イメージややりたいことが明確になっている学生、 どちらが内定をもらえるかは明らかですよね。 インターンシップは「働くとはどういうことなのか?」「そもそもビジネスとはどう成り立っているのか」を理解でき、学生のうちに「お試し」 でいろいろな企業で働ける貴重な機会です。プラスになる知識・経験がきっと得られるでしょう。ぜひ体験してみてください。


 point3 年明けは時間がなく、就活本番スタート直前に準備や対策の時間を取ることが難しい

  冬休みが終わるとすぐに試験、そして春休み。また入試もあるため、学校側も3月の就活本番スタート直前に就職ガイダンスを開催するのは物理的に難しいと考えられます。  多くの学校は年内のうちに、自己分析・エントリーシート・面接・マナー・業界研究などの就職ガイダンスを開催します。特に筆記試験対策は早めの準備が肝心です。  後悔することのないよう、年内のガイダンスには必ず出席しましょう。


 point4 失敗しながら成長していく、これが短期決戦では難しくなる 

 これまでは何社か選考を失敗し、弱点を改善しながら徐々に成長し、内定を獲得するというケースが珍しくありませんでした。ただ、これは時間があるからこそ可能なことであり、短期決戦ではそうはいきません。1 回の選考の重みが違います。本番スタートまでにどれだけ準備を整えられるか、それが非常に大切になってきます。


☆日本就職といえば…일취해!!☆



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